第98号 - 大阪

14.04.2025 • 28.04.2025
「海洋:青い対話」をテーマに、2025年大阪万博が4月13日から10月13日まで開催されます。ポルトガルと日本は500年の歴史を共有し、海洋のサステナブルに対する共通の懸念とともに、緊急のブルーエコノミー始動が急務となっています。本号では、大西洋沿岸を旅し、象徴的な海岸沿いの町、素晴らしいサーフスポット、居心地の良い漁村をご紹介していきます。
アヴェイロからフィゲイラ・ダ・フォズへ
私たちの旅は、「ポルトガルのベニス」として知られる、光に包まれた魅惑の地アヴェイロから始まります。
フィゲイラ・ダ・フォズからナザレへ
海辺の名門リゾート、歌う海岸沿いの町フィゲイラ・ダ・フォズは、その独特の輝きと魅力的なビーチで訪れる人々を魅了し続けています。
ナザレからペニシェへ
フィゲイラ・ダ・フォズのクラシックな魅力に別れを告げ、伝統的漁村でありながら世界のサーフィンのメッカとなったナザレに向かいます。
ペニシェからエリセイラへ
重力をものともしないナザレの波を後にし、地質学、バードウォッチング、サーフィン、ダイビングを愛する人たちのパラダイス、ペニシェを発見しましょう。
ポルトガル中部地方のサステナブル・プロジェクトは水に注目
水は世界規模での重要な関心事であり、この点ではポルトガルも例外ではなく、特に内陸部は水不足に悩まされています。ポルトガルの中部地方では、名門アヴェイロ大学とコヴィリャンのベイラ・インテリオール大学が、水に焦点を当てたサステナブルで革新的なプロジェクトの最前線に立ち、サステナブルな実践の緊急性に世論を喚起しながら、水の消費を削減し、生物多様性と自然生態系を保護するための自然ベースのソリューションを開発しています。時は刻々と迫っています。
自然の力
ナザレは、母なる自然の偉大な力の究極の例といえます。2011年11月1日、ハワイアン・サーファーのギャレット・マクナマラが乗った巨大な波は、この歓迎すべき漁村の運命を変えました。今日、ナザレの経済はすべてサーフィンと巨大な波を中心に回っています。しかし、なぜナザレの波は信じられないほど巨大なのでしょうか?
私たちの島々
ペニシェ沖の美しいロケーションにあるベルレンガ群島は、ポルトガル本土で唯一の島嶼保護区です。ベルレンガ、エステラスおよび周辺の島々は、1981年9月3日にベルレンガ自然保護区に分類されました。